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自分の土地だからといって、好き勝手に家をたてられるわけではありません。
建築基準法という法律や自治体の条例にもとづいて計画しなければなりません。
敷地の法律
建設基準法では、建物を建てるためには、敷地が道路に２ｍ以上接していなければならないと定めています。 この場合の道路とは、幅員４ｍ(地域によっては６ｍの場合も)以上の公道や位置指定道路と指定された私道などです。 しかし、住宅地などでは建築基準法が定められた昭和２５年以前からあった４ｍ未満道路も見かけます。 この場合、建築基準法４２条２項で定められた道路(通称２項道路)であれば、 道路として認められ(役所の都市計画課や道路課に問い合わせれば教えてくれる)、建物を建てることができます。 しかし、セットバックが必要で、道路の中心線から２ｍ(地域によっては３ｍ)敷地を後退させなければなりません。 |
建ぺい率と容積率
敷地と建物の大きさの比率を建ぺい率、容積率であらわしますが、用途地域によって制限があります。 建ぺい率とは、敷地面積に対して、 どれだけの広さに建物が建てられるかを示すもので、建築面積を敷地面積で割った数値のことです。 用途、地域ごとに上限がさだめられ、たとえば100㎡の敷地で建ぺい率が50％なら建築面積50㎡の家が建てられます。 これに対して、容積率は敷地面積に対し、どれだけの延べ床面積の家が建てられるかを示すものです。 容積率100％の100㎡の敷地なら延べ床面積100㎡の家が建てられます。 |
用途地域
用途が異なる建物が無秩序に混在しないよう、社会を健全に発展させるために定められたのが用途地域です。 住居系、商業系、工業系の３地域に分け、それぞれをさらに７地域、２地域、３地域に分けています。 規制内容は、建てられる建物の種類や大きさなどで、最も厳しいのが第一種低層住宅専用地域です。 |
用途地域の種類
| 住宅系 | 第一種低層住宅 専用地域 |
低層住宅の良好な環境を守るための地域で、 小規模のお店や事務所を兼ねた併用住宅なども建てられる。 |
| 第二種低層住宅 専用地域 |
低層住宅の専用住宅ではあるが、 美容院、クリーニング店、コンビニなど、床面積の合計が150㎡以内の小規模店舗は建てられる。 | |
| 第一種中高層 住宅専用地域 |
３階建てや４階建ての中高層住宅と店舗が混在しているが、 床面積が500㎡以上の飲食店やカラオケボックスなどは禁止されている。 | |
| 第二種中高層 住宅専用地域 |
第一種中高層地域より規制がゆるく、 床面積500㎡以内の小規模なスーパーマーケットやマンションなどは建てられる。 | |
| 第一種住宅地域 ・第二種住宅地域 |
いずれも、大きな違いはなく、 ホテルなどは建てられるが第一住宅地域内でのカラオケボックスの建築は禁止されている。 | |
| 準住宅地域 | ４車線道路に面していて、 中高層のマンションやファミリーレストランなどは建てられるが風俗系店舗やキャバレーなどは禁止。 | |
| 商業系 | 近隣商業地域 | 近隣の住民が日用品の買い物をする店舗や中高層の商業ビルは建てられる。 200㎡以内であれば、劇場や一定の工場は建てられる。 |
| 商業地域 | 銀行、映画館、飲食店、百貨店など店舗や事務所などの利便を図る地域で商業施設の制限がない地域。 | |
| 工業系 | 準工業地域 | 主に軽工業の工場や環境悪化のおそれのない工業施設が建てられる地域。 住宅も店舗も商業ビルも建てられる。 |
| 工業地域 ・工業専用地域 |
いずれも、どんな工場でも倉庫でも建てられる地域だが、 工業専用地域に住宅やホテル、学校、劇場、店舗などは建てられない。 |
－住・空間・信頼の創造－ |
■本 社 |
久留米市上津町１６５９－４ ０９４２－２１－７１７１(代表) |
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■西町ショールーム |
０９４２－３７－００７７ | ■小郡支社 |
０９４２－７２－３１３９ |
■佐賀支店 |
０９５２－３３－０４２７ | ■大刀洗支店 |
０９４２－７７－４７０８ |
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